ナポレオンの戴冠式

新古典主義の画家であり,ナポレオン1世[Napoléon Bonaparte:1769-08-15/1821-05-05]の首席画家であったルイ・ダヴィッド[Jacques-Louis David:1748-08-30/1825-12-29]による1805年から07年にかけての作品.

正式な名称は『ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠』.幅10メートル,高さ6メートルという大作.

終身第一統領ナポレオンは元老院決議による決議と国民投票によって1804年5月に皇帝となる.そして,1804年12月2日にノートルダム大聖堂においてフランス人民の皇帝[Empereur des Français]としての戴冠式を挙行した.ここにフランス第一帝政[Premier Empire:1804/1814/1815]の幕が開かれたのである.


'Beauty is truth, truth beauty,'-that is all Ye know on earth, and all ye need to know.
John Keats,"Ode on a Grecian Urn"

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