マルスとレア・シルヴィア

バロック[baroque]期を代表する画家であるレンブラント[Rembrandt Harmenszoon van Rijn:1606-07-15/1669-10-04]の作品.

レア・シルヴィア[Rhea Silvia]はローマの建国者ロームルス[Romulus]とレムス[Remus]の母.ラテン人国家アルバ・ロンガ[Alba Longa]の王位継承者であったものの弟アムリウス[Amulius]に王位を簒奪されたヌミトル[Numitor]の子.アムリウス王ヌミトルの子供のうち男子は殺害し,レア・シルヴィア女神ウェスタ[Vesta]に仕える巫女[ウェスタの処女,Vestal Virgin]にした.ヌミトルの男系子孫は絶えるはずであったが,戦と農耕の神であるマルス[Mars]と結ばれロームルスレムスが生まれることになる.

アルバ・ロンガ王アムリウスは後にヌミトルと協力したロームルスレムスによって倒され,ヌミトル

アルバ・ロンガ王として復位.レア・シルヴィアは解放されたとも,父であるヌミトル王が復位するまでに世を去ったとも伝えられる.


'Beauty is truth, truth beauty,'-that is all Ye know on earth, and all ye need to know.
John Keats,"Ode on a Grecian Urn"

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