イタリア・ルネサンスの先駆者であるジョット・ディ・ボンドーネ[Giotto di Bondone:c.1267/1337-01-08]による1305年の作品.
ジョットはチマブーエに見出され弟子となって才能を開花させた画家.チマブーエはそれまでの宗教画とは一線を画し,より自然で人間らしい宗教画を描いた.ジョットは師であるチマブーエの作風をさらに発展させて感情表現を宗教画に与えた.ジョットの表現はルネサンスの萌芽ともいえ,彼はイタリア絵画の父と呼ばれることになる.
'Beauty is truth, truth beauty,'-that is all Ye know on earth, and all ye need to know.
John Keats,"Ode on a Grecian Urn"