マリーとアンリ4世のリヨンでの対面

バロック期[baroque]のフランドルの画家であるピーテル・パウル・ルーベンス[Peter Paul Rubens;1577-06-28/1640-05-30]による1621/1625年年の作品.マリー・ド・メディシスの生涯という連作の中の一つ.

ブルボン朝初代のフランス国王のアンリ4世[Henri IV;1553-12-13/1610-05-14]はローマ神話の主神であるユピテル[Juppiter,IV́PITER]に,その王妃のマリー[Marie de Médicis;1575-04-26/1642-07-03]は妻神のユノ[Juno,IV́NÓ]に見立てられている.鷲はユピテルの,孔雀はユノのアトリビュート[attribute].

アンリ4世はメディチ家出身のマリー・ド・メディシスと1600年に結婚している.