筋違内八ツ小路

江戸時代の浮世絵師である歌川広重[寛政9〔1797〕/安政5-09-06〔1858-10-12〕]による名所江戸百景の一つ.安政4[1857]年の作品.

現在の神田須田町辺りに設けられていた筋違見附[神田口]を描いたもの.

筋違見附の前には明暦の大火[1657]・天和の大火[1683]の後に,筋違見附の内側に火除け地が作られ八ツ小路とも八辻小路とも呼ばれた.

これは,江戸城から上野の寛永寺に続く御成道と,日本橋から始まる中山道が交差するだけでなく,8つの道が交差していたことに由来.筋違というのは御成道中山道が交差する,つまり筋交いになることによるとの説がある.


'Beauty is truth, truth beauty,'-that is all Ye know on earth, and all ye need to know.
John Keats,"Ode on a Grecian Urn"

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