目黒爺々が茶屋

江戸時代の浮世絵師である歌川広重[寛政9〔1797〕/安政5-09-06〔1858-10-12〕]による名所江戸百景の一つ.

爺々が茶屋というのは,江戸幕府第3代将軍の徳川家光や第8代将軍の徳川吉宗が鷹狩を行った際に立ち寄った茶屋のこと.現在の三田2丁目にある茶屋坂の坂上に彦四郎という百姓が開いた茶屋があり,徳川家光彦四郎のことを爺,爺と呼んでいたことから爺々が茶屋と呼ばれるようになったという.

目黒の秋刀魚の話も爺々が茶屋が舞台とされる.

代々,彦四郎を名乗った爺々が茶屋を営んでいた島村家は明治維新後の混乱期に坂下の集落に居を移した.


'Beauty is truth, truth beauty,'-that is all Ye know on earth, and all ye need to know.
John Keats,"Ode on a Grecian Urn"

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