聖アントニウスの誘惑

ベルギーの象徴主義[symbolisme]の画家・版画家のフェリシアン・ロップス[Félicien Rops;1833-07-07/1898-08-23]による1878年の作品.

4世紀のアレクサンドリア主教の聖アタナシウス[St.Athanasius;298/373-05-02]が著した伝記によると,聖アントニウス[St. Anthony;c.251/356]はナイル河畔の砂漠で悪魔の誘惑にさらされて,その信仰心を試された.その様子は聖アントニウスの誘惑[Temptation of St. Anthony]としてキリスト教美術の主題とされた.

ベルギー王立図書館所蔵.


'Beauty is truth, truth beauty,'-that is all Ye know on earth, and all ye need to know.
John Keats,"Ode on a Grecian Urn"

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