ゴッホやポール・ゴーギャンと並びポスト印象主義[Post-Impressionism]の画家とされるポール・セザンヌ[Paul Cézanne;1839-01-19/1906-10-23]による1904年から1906年頃の作品.
サント=ヴィクトワール山[montagne Sainte-Victoire]はポール・セザンヌの生まれ故郷の南仏のエクス=アン=プロヴァンス[Aix-en-Provence]の東側に聳える山.1880年代後半から,この山の連作を手掛けるようになる.繰り返し描かれた作品群は洗練さを増していき,やがて,キュビスムやフォーヴィスムに影響を与えることとなった.
'Beauty is truth, truth beauty,'-that is all Ye know on earth, and all ye need to know.
John Keats,"Ode on a Grecian Urn"