フランスの象徴主義の画家であるオディロン・ルドン[Odilon Redon,1840-04-20/1916-07-06]による1905年頃の作品.代表作の一つとされる.
ブッダ[仏陀]をテーマにした作品は複数あり,油彩・パステル・リトグラフなどの異なる技法で制作されている.このうち,1905年頃のブッダは,柔らかな色彩と幻想的な雰囲気が特徴であり,後期の作風をよく表している.
オルセー美術館所蔵.
オディロン・ルドンはバルビゾン派のカミーユ・コロー[1796-1875],ロマン主義のウジェーヌ・ドラクロワ[1798-1863]から影響を受けて画風を確立.ルドンはナビ派からは「われらのマラルメ」と呼ばれ,シュルレアリズムの作家からは先駆者と見られた.ちなみに,マルラメとは象徴派の詩人でありロラン・バルト,ミシェル・フーコー,デリダにも影響を与えた人物.
'Beauty is truth, truth beauty,'-that is all Ye know on earth, and all ye need to know.
John Keats,"Ode on a Grecian Urn"