伊勢亀山城
伊勢亀山にあるお城です。
1265年に伊勢平氏の流れを汲む関実忠によって築城されたと伝わります。
その後、1573年に織田信長が関盛信を追放するまで関氏のお城でした。
現在の石垣は1590年に岡本宗憲が築いたものです。岡本宗憲と言えば、織田信長の後継者を決める清洲会議で後継者に決定した三法師の後見人を務めた人物です。最初は柴田勝家に仕えましたが、後に豊臣秀吉に鞍替えしました。
このお城にも天守閣があったと伝わりますが、江戸時代に丹波亀山城の天守閣を打ち壊せと命令を受けた堀尾忠晴が命令を聞き間違えて伊勢亀山城の天守閣を打ち壊してしまったというエピソードを持っています。