松任城

石川県は松任にあるお城です。

駅前の一等地にあります。

平安時代に松任氏のお館があった地に、一向一揆旗本の松任組がお城を築きました。

1577年に上杉謙信が攻めよせますが松任城主の鏑木頼信は和睦によって防いでいます。この時、松任城近くに織田信長軍が陣を布いて上杉軍を待ち構えていたために上杉謙信は松任城を攻略する余裕が無かったと言われています。

その後、すぐ近くまで来ていた織田軍の柴田勝家は、直前で上杉軍が松任城まで出陣している事を知り撤退を開始しますが手取川で大敗を喫します。

このような歴史の舞台となった松任城も1580年には柴田勝家によって攻略され、前田利常や丹羽長重が城主として城を本格的なものに作り替えました。

一国一城令によって1614年に廃城。