小山ノ上遺跡

埼玉は狭山市の柏原字小山上にあるお城。

道路建設時に1349(貞和5)年、1385(延文3)年、1409(応永16)年の銘のある青石塔婆が発見され、初代鎌倉公方の足利基氏(1340-1367)が観応の擾乱後に足利直義方の上杉憲顕に対抗するために1353年から1362年の9年間、河越氏を中心とする平一揆の勢力圏内である入間の地に築いた入間川御所に関連して築かれた、下野国小山氏の庶流の長沼氏の城館があったと考えられています。