二伝寺砦
神奈川は藤沢にあるお城。
1512(永正9)年頃に、北条早雲こと伊勢宗瑞によって玉縄城の支城として玉縄城とともに築城されたと伝わります。玉縄城とは1キロも離れていなくて、しかも、尾根続きにあります。
砦が築かれる前の1505(永正2)年に伊勢宗瑞の次男の北条氏時によって二伝寺が開基されています。その後、二伝寺の地が玉縄城の防衛に適しているという理由から砦として取り立てられたのでしょう。
二伝寺には村岡城主で坂東八平氏の祖である平(村岡)良文と息子忠光(932-)、そして孫の忠通の墓所があります。