狭山池
瑞穂から立川断層に沿って流れ立川で多摩川に合流する多摩川の支流の残堀川の水源が狭山池.
筥ノ池とも言われ,古多摩川の流路の名残りと言われる.
平安時代から知られる名所でもあり,平安時代の歌集である『六帖』や,鎌倉時代に順徳天皇が著した歌論書である『八雲御抄』,同じく鎌倉時代に遠江国蓁原郡勝田郷の勝間田城主の勝間田長清によって編まれた『夫木和歌抄』にも狭山池の名がある.
また,水浴びをしていた次右衛門という男に蛇が絡みつき,次右衛門がその蛇に噛みつき,噛みつかれた蛇が大蛇となり,さらに次右衛門に噛みつかれた傷口から流れた血が残堀川となったという蛇喰い次右衛門伝説も残る.
それにしても,噛みつき噛みつかれというのは,どういう展開なのか.
東京都西多摩郡瑞穂町箱根ケ崎712@2005-10.
国土地理院タイルに文化橋を追記.
今日も街角をぶらりと散策.
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