十二社熊野神社
東京都新宿区西新宿2丁目に鎮座する神社.応永年間[1394/1428]に中野長者と呼ばれた鈴木九郎[1371/1440]が,故郷である紀州熊野三山より十二所権現を勧請したと伝わる.櫛御気野大神[くしみけぬののおおみかみ]と伊邪那美大神[いざなみのおおみかみ]を祀る.櫛御気野大神は須佐之男命[すさのおのみこと]のこととされる.
角筈十二社ともいう.大滝と呼ばれた滝や大きな池があることで知られ,江戸時代には景勝地であった.付近には茶屋や料亭などが立ち並んでいたという.
鈴木九郎は娘の小笹が若くして亡くなると出家し正蓮と名乗り,自らの屋敷を成願寺とした.
＠2023-01.
今日も街角をぶらりと散策.
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