巽橋跡
巽橋跡は西井堀に架かっていた橋.西井堀は暗渠となってしまったが,巽橋は新小岩駅の北側に確かな証拠として存在し続けている.
葛飾区水元にある古利根川の河跡を利用して江戸時代に造られた小合溜井を水源とする上下之割用水.上下之割用水は大堰枠で小岩用水と西用水に分岐.その西用水が 葛飾区細田3丁目の新中川の細田橋辺りで中井堀と西井堀に分岐.
奥戸,新小岩,平井を流れ中川新橋付近で旧中川へ合流していた.なお,平井ではその流路は逆井庚申塚通りとなっている.
荒川や新中川の開削や西井堀の暗渠化によって風景はすっかりと変わってしまった.しかし,江戸時代から脈々と続いてきた歴史をここに垣間見ることができる.
東京都葛飾区西新小岩1丁目6@2022-07.
@2023-07.
国土地理院タイルに巽橋跡を追記.
今日も街角をぶらりと散策.
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