大和橋ガレージ
浜町川に架かる大和橋の下の空間を利用したガレージ.
浜町川は浜町と蛎殻町の間で箱崎川から分かれて龍閑公園のある場所[旧亀井町]で龍閑川と合流していた.箱崎川から龍閑川までは元和年間[1615/23]から元禄4[1691]年の開削.
1883[明治16]年には岩本町まで延長され神田川と合流した.
しかし,1948[昭和23]年から1950[昭和25]に掛けて小川橋[久松町8]までの西半分が埋め立てられた.
大和橋はこの埋め立てにより役割を終えたが,地下空間がガレージとして転用された.東京楽天地により映画館への転用も検討されていた経緯があることから,しばしば,三十間堀川の埋め立てにより出来た銀座四丁目の三原橋地下街にあった銀座シネパトスにとの対比で言及されることが多い.
2014年4月に閉鎖され完全に埋め立てられた三原橋地下街とは違い,大和橋ガレージは今のところ未だ渋い存在感を放ち続けている.
東京都千代田区岩本町3丁目6＠2023-04.
国土地理院タイルに大和橋ガレージを追記.
今日も街角をぶらりと散策.
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