松濤公園湧水池
江戸時代に紀州徳川家下屋敷のあった場所にある遊水池.1876[明治9]年,旧佐賀藩主の鍋島直大侯爵に払い下げられ松濤園という茶園が開かれたという.1924[大正13]年,鍋島家は湧水池一帯を公園として開放.1932[昭和7]年には東京市に寄付.
なお,鍋島侯爵邸の建物は公園となった場所とは少し離れた松濤郵便局にあったという.今の感覚からすると,相当な敷地の規模.
この池が湧水池だと知ると,水面の輝きが一層透き通っているように見えてくる.この池を水源として,松濤川とも言える流れが生まれ宇田川町で宇田川へと注いでいた.
東京都渋谷区松濤2丁目@2019-11.
国土地理院タイルに松濤公園湧水池を追記.
今日も街角をぶらりと散策.
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