榎橋跡
関東大震災の半年後の1924[大正13]年3月竣工の神田川支流に残る最古の橋.
摩耗して読み難くなっているが変体仮名で「えのきばし」と記されている.
神田川支流というが名称ははっきりせず,1943年東京市中野区役所編『中野區史』に和泉川とあることから,暗渠化されて以降,和泉川と呼ばれてもいる.これは源流の谷頭が杉並区和泉付近の萩久保であることに由来するもの.神田川支流というと分かりにくいため,幡ヶ谷支流,笹塚支流とも呼ばれることもある.
もっとも,1960年代までに全て暗渠化されたので流れを目にすることは出来ない.
東京都新宿区西新宿5丁目25−1＠2017-09.
国土地理院タイルに榎橋跡を追記.
今日も街角をぶらりと散策.
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