大黒丸城
1337[延元2/建武4]に北朝方の越前国守護・斯波高経に従って但馬国から入国した朝倉氏初代である朝倉広景が本拠地とした城.当時,朝倉広景は黒丸庄を知行する一条氏の目代だった.
黒丸城とその支城群は足羽七城と呼ばれた.
足羽七城は南朝方の新田義貞の猛攻を受け,新田義貞が討死すると,その弟である脇屋義助の攻撃を受け1339[延元4/暦応2]7月には大黒丸城は落城.斯波高経は加賀へと退却.
その後,斯波高経は越前を奪還.大黒丸城は一乗谷に本拠地を移すまで朝倉氏の本拠であった.
堀と土塁の一部が残る.
福井県福井市三宅町19@2019-08
今日も街角をぶらりと散策.
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