岡崎城
徳川家康誕生の地.
1455[享禄4]年に,三河国仁木氏の三河守護代の西郷稠頼[頼嗣]によって,安祥城の松平家への備えとして築城.
松平氏3代当主である松平信光の五男の大草松平光重が西郷稠頼の婿養子となることで岡崎城と山中城を継承.
徳川家康の祖父の安祥松平清康[永正8-09-07〔1511-09-28〕/天文4-12-5〔1535-12-29〕]が宇津[大久保]忠茂[文明8〔1476〕/天文16-02-04〔1547-03-05〕]に命じて山中城とともに,大草松平光重の子である岡崎松平昌安[西郷信貞;?/大永5-07-22〔1525-08-10〕]から奪取.この背景には,安祥松平信忠から家督を承継して間も無い権力基盤の脆弱な安祥松平清康に対して,安祥松平信忠の弟の桜井松平信定を擁立する一派が台頭.岡崎松平昌安もこれに与したものと想像される.なお,岡崎松平昌安は岡崎から大草へと退去した.
徳川家康はここで生まれ,徳川家の歴史がここから始まった.
愛知県岡崎市康生町@2023-11
2008-09-30[火]訪問.
今日も街角をぶらりと散策.
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