伏見稲荷@2022/01
京都市伏見区深草に鎮座する神社.全国の稲荷神社の総本社.主祭神である下社の宇迦之御魂大神[うかのみたまのおおかみ],中社の佐田彦大神[さたひこのおおかみ],上社の大宮能売大神[おおみやのめのおおかみ]に加えて,田中大神[たなかのおおかみ],四大神[しのおおかみ]の五柱を祀る.この五柱を以って稲荷大神[稲荷大明神]とする.『古事記』においては,宇迦之御魂大神は須佐之男命と神大市比売[かむおおいちひめ]との間の子とされる.一方,『日本書紀』においては,伊邪那岐[いざなぎ]と伊邪那美[いざなみ]の子とされ,倉稲魂命[うかのみたまのみこと]と表される.
『山城国風土記』逸文に出てくる秦伊侶具が創建したと伝わる.荷田氏,西大路氏,大西氏,森氏などの社家は秦氏の血脈を受け継ぐとされる.
今日も街角をぶらりと散策.
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