野尻は下呂市の地名。

1875（明治8）年に、飛騨の益田郡宮地村、御厩野村、乗政村、小川村、森村、湯之島村、東上田村が合併し三郷村となった。その後、1883年に宮地村、御厩野村、乗政村とともに竹原村として分離。1955年に1875年時点の旧三郷村と旧下原村とともに下呂町となった。尻は終点を意味する。

なお、旧益田郡は2004年3月1日、全町村が合併し下呂市となっている。

図案は御厩野の鳳凰座。日枝神社と熊野神社の祭礼に合わせて鳳凰座歌舞伎が上演されることで知られる。