植物の基本単位

植物の形の基本的な単位をシュート(shoot)といいます。茎と茎に付いている葉を合わせてシュート。正確に言うと、茎頂上分裂組織から発生する茎と葉のことを指している。これは一般的な常識とは違っている。でも、葉は必ず茎についているし、そもそも葉の原基(primordium)は茎の茎頂分裂組織から発生する。というわけで、葉を茎と根と同じ単位と考えるよりも、茎と一体の組織と考えるほうが適切なのだ。