青い裸体

ピカソの1902年の作品。いわゆる青の時代の作品。あまりにも悲しすぎる現実から体を抱えて目を背けようとしているのは絵のモデルではなくピカソ自身だったのだろう。厳しい環境から絵に逃避し、絵の色調も現実から離れて心境の色に染め抜いた。二重の意味での逃避がここにある。

This page is powered by Blogger. Isn't yours?