座る裸婦

プリュードンによる裸婦のデッサン。プリュードンは新古典主義の画家でジョセフィーヌに仕えた宮廷画家。均整の取れたモデルでデッサンを行ったというよりも、どこかの貴族の女性をモデルに仕立てたという雰囲気がある。恥じらいを示す左手には気品が感じられ、捻った上半身には戸惑いが見受けられる。その全体が均整は取れていないが美しさを放っている。

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