縛られた裸婦

プリュードン(1758-1823)による裸婦のデッサン。画題はどうにかならないかとも想いたくなる。どう見ても寛ぐ女性にしか見えない。しかし、縛られているのは身体ではなくて心だとしたらどうだろう。フランス革命後の芸術は古代ギリシア・ローマの、「高貴なる単純と静穏なる偉大」を取り戻そうとした。女性の本来の美しさを取り戻そうとしたとしても首肯出来る。

This page is powered by Blogger. Isn't yours?