自画像

アルテ・ピナコテーク絵画館に収蔵されているレンブラント派のファブリティウス(1620-1654)の1645年の作品。ファブリティウスは1650年頃にデルフトに移って独立するまでアムステルダムにあるレンブラントの工房で学んでいる。残念なことに独立後間もない1654年10月12日にデルフトの火薬庫の爆発事故でこの世を去った。そのために、ファブリティウスのものとされる作品はわづかしか知られていない。しかし、寒色系の色調や光の描き方はフェルメールに強い影響を与えたとされる。

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