盾の監視
レンブラント派のファブリティウス(1620-1654)の作品。黒い犬が監視しているのか。それとも、眠っている兵士が監視しているのか。盾は正面に紋章が描かれることから分るように自己が何者であるかを他人に示す象徴でもあった。象徴を他人に奪われてしまうと、戦場で他人に自分を示すことが出来ない。身分証明書であり、現代の日本で言えば運転免許書にも相当しよう。それにしても、まどろんでしまっていては監視役は務まらない。
(*^^*) posted by 竹内信春
Links
美と歴史
西洋美術
東洋美術
日本全国歴史散歩
京都歴史散歩
鎌倉歴史散歩
鎌倉時代
南北朝・室町時代
安土桃山時代
鎌 倉 志
メルクリウスとアルゴス
アブラハムの肖像
ハガルと天使
鎌倉観光協会
京都市観光協会
奈良観光情報センター