ガーゼのスカートを纏うオダリスク

マティスの1929年の作品。どことなくオリエンタルな雰囲気が絵全体から漂っている。それもそのはず、オダリスクとは、中近東のハーレムの女を意味している。オダリスクは古典主義絵画最後の巨匠・ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルが描いたことで知られる。そう、この絵は巨匠へのマティスの挑戦なのだ。

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