カスパーの冬景色

ヨーゼフ・ブラマーの作品。題がカスパーで、描かれているのがピエロ。カスパーといえばカスパー・ハウザーの実話をもとにしたドイツの劇詩人ペーター・ハントケの劇。雪が初めて見た白いものだったので、白いものを全て雪と呼んだ。そういう台詞があったと思う。カスパーは19世紀に実在したニュルンベルクの捨て子。しかし、道化というラベルを付けられてしまっている。本物ではなく人工物のみを目にしている現代人もある意味でカスパーだ。

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