一足の革靴

ゴッホの1889年の作品。靴を見れば、履いている人が分るという人もいる。描かれているのはゴッホ自身の靴なのだろうか。ゴッホは自分自身が何者なのか、自分は何を目指しているのかを、自分の靴を見て考えていたのではなかろうか。この靴の持ち主はゴッホではなかったとしても、ゴッホと同じように純朴であり過ぎて世知辛い世間の荒波に翻弄される人だったように感じる。

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