松浦屏風

本物は眩いばかりの金色が背景になっていて必見。しかも、6曲1双紙本金地着色屏風装。平戸の藩主松浦静山(1760-1841)が京都で購入して以来、代々の松浦家に伝わった名宝。松浦静山といえば随筆集『甲子夜話』や剣術書『剣談』で知られる。特に『甲子夜話』は田沼意次時代から寛政の改革までの風俗を知る上で欠かせない資料。そして、この屏風は桃山時代から江戸時代初期の風俗を良く伝えるもの。

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