佐野渡硯箱

尾形光琳の作品。万葉集に「上毛野佐野の舟橋取り放し親はさくれど吾はさかるがへ」と詠まれた群馬の佐野の渡し。謡曲「舟橋」で知られ、佐野の舟橋を渡って女のもとへと通っていた男が女の親の企みで川に落ち溺死。彷徨える男の魂は旅の山伏に救われる。悲しい男の物語。

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