厩図屏風

宮内庁蔵の室町時代の屏風。日本の歴史に登場する馬というと、現在、見かけるアラブ馬、サラブレッドとは異なり、体高が120センチから140センチの小柄な馬がメインだったという。この屏風に描かれている馬もずんぐりむっくりとしていて、日本古来の和種馬の趣がそのままに表現されている。こうしたがっちりとした体型の馬とともに日本人は長い歴史を過ごしてきた。

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