厩図屏風

宮内庁蔵の室町時代の屏風。源平の昔から、武家の家柄は弓馬の家とも称されてきた。武士発祥の地であり、武家政権を産みだした地でもある坂東は多くの牧があったことも偶然ではない。馬を乗りこなして初めて武士としての仲間入りを果たせたとも言える。坂東武士は気性の激しさ、勇猛果敢さで知られていた。同じように、日本の馬もルイス・フロイスなどに言わせれば暴れ馬だった。

This page is powered by Blogger. Isn't yours?