厩図屏風

宮内庁蔵の室町時代の屏風。後脚で柵を蹴破ろうとしている。室町時代は一応は足利家を頂点とした武家政権であった。しかし、足利家は父祖伝来の地を離れ、武家揺籃の地を後にし、公家の中心地である京都に君臨。諸国の武家達は武家らしくない源氏の棟梁を軽んじるようになり、この馬のように制度の枠を蹴破っていく。

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