ガンダーラのブッダ頭像

フランスの美術史家フーシェ(Foucher)はガンダーラ美術を「ギリシャ人を父とし、仏教徒を母とするギリシャ風仏教美術」と呼んだ。ガンダーラの仏教遺跡はクシャーナ朝(1世紀-3世紀)の頃に築かれた。かつて、この地方にはギリシア系のバクトリア王国があり、グレコ・バクトリア様式と呼ばれる仏教美術が花開いた。その土台の上に実ったのがガンダーラ美術だ。

This page is powered by Blogger. Isn't yours?