仁馬山古墳は百済式土器

福岡大学の武末純一教授らによって、山口県下関市延行の国史跡の前方後円墳「仁馬山(じんまやま)古墳」(4世紀後半)で2007年に出土した土器が、朝鮮半島南西部で作られた百済(馬韓)土器であることが判明。

問題の土器は幅15センチ、長さ7センチ程度の口縁部の一部。しかし、かめそのものは口径48センチ、高さ60センチ程度と考えられている。一部を消したような特徴的な編み目模様、形状の特徴から百済式とされた。4世紀の日本で作られた百済式土器の例はあるが、土質などから4世紀の朝鮮半島で作られた可能性が高いという。おそらく初のケース。

2008年02月02日


This page is powered by Blogger. Isn't yours?