身延山久遠寺

身延山は日蓮聖人が信者で甲斐国波木井(はきい)郷地頭の南部実長の招きで庵を結んだ場所。ここで9年間を過ごした日蓮聖人は両親の墓参のために常陸国へと向かう途中、現在の東京の池上の地で生涯を閉じた。そして、遺言によって身延山に葬られた。

「いずくにて死に候とも墓をば身延の沢にせさせ候べく候」

という言葉を残したというから、身延山は日蓮聖人の理想の地だったと言える。


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