瑞泉寺式台門

北陸最大の真宗伽藍を誇る富山は井波の瑞泉寺の式台門は門扉に菊の紋がある勅使門。瑞泉寺は1762(宝暦12)年に全焼している。式台門が再建されたのは1792(寛政4)年。棟梁は加賀藩大工で井波の柴田清右衛門。門に刻まれている彫刻は番匠屋九代北村七左衛門の手になる。

京都彫物師前川三四郎による瑞泉寺山門の唐狭間の龍に倣ったという「獅子の子落とし」の彫刻は井波彫刻の源流の一つとされる。

2005年5月1日訪問


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