セビリアの静物

マチス(1869-1954)の作品。マチスはモーリス・ド・ヴラマンク、アンドレ・ドランとともにフォーヴィスムを牽引した画家。フォーヴィズムはキュビズムとは対照的に人の感覚を重視している。物が持っている堅さや直線を緩やかに優しく描いているのは写実よりも写心といったところだろう。セビリアはスペインの南部の都市。思い切り明るい絵はセビリアに相応しい。

This page is powered by Blogger. Isn't yours?