ミューズ

ピカソ(1881-1973)の作品。女性が鏡の前に二人。一人は裸で本を読んでいる。どうして裸なのかは置いておこう。暑い日だったということもないのかもしれない。脇にいるもう一人の女性はちゃんと服を着ているから。ただ、半そでだから暑い日ということも考えられる。しかし、彼女達の前には鏡がある。鏡は人を映し、一人を二人に見せる。そして、半そでのじょせいは実に気持ち良さそうに眠っている。そうすると、手前で本を読んでいる女性は眠っている彼女自身の夢の中の姿なのだろう。

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