天使に囲まれた聖母

フラ・アンジェリコ(Fra(Beato) Angelico(Guido di Pietro)[1400-1455])による1429年の作品。

フィレンツェ生まれ。ドミニコ会の修道士にして高度な職業画家。修道士という立場ゆえに宗教画を多く手がけた。フィレンツェのサン・マルコ修道院のフレスコ連作(1438-47)はローマ教皇庁の教皇ニコラウス2世の耳にも達した。ために、教皇ニコラウス2世の私的な礼拝堂の壁画も手がけている。
但し、視野は広く、決して教会の世界に留まってはいなかった。その証拠にマザッチョの影響を受けた遠近法を採用がある。

[参照]ルネサンス


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