鹿島神宮楼門

熊本の阿蘇神社、 福岡の筥崎八幡宮と並び称される三大楼門の一つ、茨城県の鹿島神宮の楼門。徳川幕府の御三家の一つ水戸徳川家、常陸水戸藩初代藩主にして徳川家康の子である徳川頼房(1603-1661)によって奉納された。造立は1642(寛永19)年。棟梁は越前の坂上吉正。間口3間のうち中央1間を出入り口とする三間一戸、2階建ての楼門。1階部分の両脇間は金剛柵で囲い随神像を安置している。鹿島神宮全体は濃い緑に覆われている。その中で真っ赤な楼門は一際目立つ。ここが神聖なる場所であることを高らかに宣言しているとも言える。国指定文化財。

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