小町化粧の井戸

京都の小野随心院は小野小町(809[大同4]頃-901[延喜元]年)ゆかりの寺院。小野邸があった場所が寺院になっている。そこに残るのが小町が使ったという井戸。1780(安永9)年に秋里籬島によって記された『都名所図会』に「女小野小町つねに此の水を愛して艶顔を粧ひし」とある。ここで佇む小町の横顔を深草少将も目にしたのだろうか。

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