黄金比
古代ローマの著名な建築家マルクス・ウィトルウィウスは黄金比を素晴らしいと言ったという。そして、このダヴィンチの『ウィトルウィウス的人体図』にも「中指の先から手首の付け根までの長さは身長の10分の1」といったウィトルウィウスの法則が書き込まれている。『ダ・ヴィンチ・コード』 の中でルーブル美術館館長のソニエールは『ウィトルウィウス的人体図』に暗号を託した。ちなみに、ソニエールが残した暗号の中のフィボナッチ数列の隣り合う 2 項の比は黄金比に収束する。[参照]黄金比の検証、黄金比はすべてを美しくするか?―最も謎めいた「比率」をめぐる数学物語