元興寺極楽坊

蘇我馬子が飛鳥に建立した、日本最古の本格的仏教寺院法興寺を前身とする寺院。奈良の奈良町にある。かつては非常に大きな寺院だった元興寺。現在、元興寺と呼ばれるところは3ヵ所ある。元興寺小塔院跡元興寺塔跡、そして、元興寺極楽坊。東大寺、興福寺の勢力争いに寺域を侵食され、室町時代の土一揆で決定的な打撃を受けた。それ以降、3つの別々の寺院として存続。

元興寺極楽坊は西大寺の末寺として極楽院という名で法灯を伝えた。極楽坊という名に改まったのは戦後のこと。


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