八幡太郎義家生誕地

京都の西洞院の東の若宮通にある若宮八幡宮。小さい宮だが、ここは源頼義が屋敷内に源氏ゆかりの八幡神を祀った場所。かつては六条八幡とも左女牛八幡とも呼ばれ、鎌倉幕府と室町幕府から手厚い保護を受けた。しかし、応仁の乱によって荒廃。豊臣秀吉が柴田勝家を破った1583(天正11)年に六条の地から東山へ、徳川秀忠が第2代将軍に即位した1605(慶長10)年には五条坂下に移された。

若宮通にある若宮八幡宮は戦後になって地元の人々が移転前の地に祀ったもの。この辺り一帯が源氏の館であったことに思いを馳せることが出来る貴重な場所。


This page is powered by Blogger. Isn't yours?