『溌墨仙人』

南宋時代の宮廷画家梁楷の作品。仙人を描いたものだけれど、梁楷自身が宮廷画家でありながら梁瘋子などと号して無作法が多かったことで知られている。ちなみに、溌墨(はつぼく)というのは、筆を墨にたっぷり浸して、はね散らかすようにして描く山水画の手法。顔に何も無いように見えるがさにあらず。下のほうにくにゃっと、ね。

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